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神経系疾患と保険の取り扱い

保険で鍼灸治療を受ける場合は

WHOで鍼灸治療の有効性を認めた病気のひとつに「神経系疾患」があります。日本でも、慢性の神経痛の場合、保険での治療が可能です。保険での治療には医師の同意書が必要になります。病院ではなく治療院で保険適用の治療を希望する場合は、その旨を鍼灸院に申し出て、保険証を提示し、同意書用紙をもらいます。それから、かかりつけの病院に行き、医師に同意書を記入、押印してもらい、保険証と印鑑をもって鍼灸院に行くことになります。治療院には、保険適用の治療を行っているところと、保険適用の治療を行っていないところがありますので、保険適用で鍼灸治療を受けたい場合は、まず電話で確認をしてから、足を運んだ方がよいでしょう。また、医師の同意書は3ヶ月毎に必要ですし、保険で鍼灸治療を受けている間、同じ病気で他の病院にはかかることができないので、注意が必要です。

ストレスから来る諸症状の緩和にも

日本では保険適用になっていませんが、WHOでは、神経麻痺、けいれん、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリーに対しても、鍼灸治療の有効性を認めています。また、ストレスから来る諸症状の緩和や改善にも鍼灸治療は有用だといわれています。動物実験でも鍼灸刺激によって、ストレスが緩和されるとされる結果も出ています。スポーツをしたり、おいしいものを食べたりといったストレス解消は、健康であるからこそできるもの。あまりに強いストレスにさらされ、頭痛や胃痛などの症状が出てしまっては、そのストレス解消すらできません。ストレス因子を取り除くことが第一ですが、そのためにもストレスによる諸症状を改善する必要があるのです。また、心と身体は表裏一体ですから、心療内科等と連携して、鬱病や自立神経失調症などの治療を行っているところもあります。

 
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